国分寺市にふるさとをつくる会の森の自然塾は、
エックス山を活動の拠点にしています。
森の自然塾のスタッフの何人かで、毎月エックス山に咲いている花を調べています。これは11月30日の観察です。
実のなった植物をいくつか含めて、見つけた花を紹介します。
市民プール側から始めて、時計回りにぐるっと一回りしました。
エックス山は紅葉の真っ盛りです。今年の紅葉は昨年に比べ少し早いようです。

イヌビワの実がなっていました。「ビワ」と付きますがイチジクの仲間です。小さな実を割ってみると、イチジクのような偽果であることが分かります。イチジクが日本に入って来る前には、これが「イチジク」とよばれていたとか。


ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)がまだ咲いていました。別のところでは、赤い実が見られました。


ナガエコミカンソウ(長柄小蜜柑草)でしょうか。茎の先の方には、枝から小さい花が咲いていて、下の方に実がついているのが見えます。

シロダモの花が咲いていました。これが、来年の秋に実になります。
3枚目の写真は別のところにあったもので、少し茶色になっていました。



クワクサ(桑草)です。花が終わって実になっているのかな。

コセンダングサ(小栴檀草)です。筒状の花も残っていますが、花火みたいに広がった実が目立つようになりました。1本1本の先端に鉤があって、衣服に付く、「ひっつき虫」です。

ヤブガラシです。花の時期はかなりずれていますが、まだこれから咲くようです。名前の通り「薮を覆って木を枯らしてしまう」ほど強い草ですが、エックス山は草刈りがよくされているためか、あまり見かけません。


セイタカアワダチソウです。草を刈ったあとに生えてきたので、小ぶりです。これもエックス山には少ないです。

ヤクシソウ(薬師草)です。黄色い花があちらこちらに目につきます。
3枚目の写真は別のところにあったもので、白い綿毛の実になっていました。。



イモカタバミです。花の中心部が濃い紫色で葯が黄色なのが特徴です。


チヂミザサです。小穂から3本の長い毛が出ていて、その表面に粘り気があるので、動物などにくっついて運ばれる「ひっつき虫」です。

ツワブキが咲いていました。今は街中でも咲いているのを良く見かけます。


ネズミモチの実です。

アメリカイヌホオズキでしょうか。その名の通り北アメリカ原産で、日本に戦後入ってきたそうです。


早くもホトケノザが咲いていました。いつも春一番先に寒い時期から咲き始めますが、それにしても待ちきれなかったのかな。

これは、普通のカタバミです。

アキノノゲシです。春に咲くノゲシ(ハルノノゲシ)に対して、秋に咲くノゲシです。


カラスノゴマは、細長い鞘状の実だけになりました。

紅葉したヌルデの葉に、気持ち悪いぶつぶつが沢山。調べてみたら、ヌルデフシダニの虫こぶのようです。ダニが葉を吸汁したことで、葉が変形してできあがった虫こぶらしい。
こちらをご覧ください。

ムラサキシキブの実が、まだきれいに色づいています。

ナンテンの赤い実は、鳥に食べられたのか、まばらになっていました。

センダンの実が木の高いところになっていました。

ゴンズイの実は、黒い種子が、鳥に食べられたのか、落ちたのか、赤い袋だけになっています。

マユミの実が、ピンク色に色づいていました。

ハキダメギクは、エックス山のあちらこちらに群生して咲いています。ちょっとかわいそうな名前ですが、牧野富太郎博士が世田谷の掃き溜めで発見したからだそうです。



キュウリグサでしょうか。写真では不鮮明ですが、小さい可憐な花が咲きます。花期は3~5月の筈ですが。


ハコベは、これから咲く準備をしています。ハコベには、コハコベとミドリハコベがありますが、これは茎が緑色なのでミドリハコベでしょうか。

ナズナが咲いていました。別名ペンペングサ。茎の下の方に三味線のバチのような形の実が出来ています。

ヤマトシジミが葉にとまっていました。一番普通に見られるチョウです。

マルバルコウソウ。エックス山以外にも、各所で繁茂しているのを見かけます。

トキワハゼでしょうか。ユニークな形の花です。同じサギゴケ属にムラサキサギゴケがありますが、違いは
こちらをご覧ください。

オニノゲシです。いかにも外来種らしいふてぶてしい姿です。

どこでも見られるイヌタデです。香辛料となるヤナギタデと違って、役に立たないので、「イヌ」が付きました。


ナワシログミの花が咲いていました。稲の苗代を作るころに果実が熟すので、この名になりました。


オキザリスです。園芸植物でしょうが、ここにどうやって来たのか。最近では、道端で雑草化しているのをよく見かけるので、不思議はないかも。
posted by m.ono at 15:07|
エックス山の四季
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