最近の行動範囲は、徒歩で行けるところに限られています。今日は、小平市を流れる砂川用水を紹介します。
国分寺市内を流れた砂川用水は、府中街道の手前で地下に潜ります。

地下を流れる用水は、五日市街道を南から北に渡り、府中街道から約150m東のところのビオトープで地上に出ます。

ビオトープを出た用水は、家の間を流れて、上鈴木稲荷神社に突き当たって、東に直角に折れます。稲荷神社の前の道は、
二ツ塚緑道と呼ばれていて、以前は、砂川用水は、府中街道からまっすぐに稲荷神社の前を流れていました。

上鈴木稲荷神社は、京保8年(1723)、新田開発の際に親村である貫井村から、勧請し、鎮守として遷祀したとあります。
写真左手の御神木は「
南天櫻」と呼ばれています。

稲荷神社のところで直角に折れた砂川用水は、二ツ塚緑道の下を直進し、民家の庭を抜けて、再び五日市街道を斜めに横断します。右側の写真は、五日市街道を越えて出てきたところです。

ここから多摩湖線のところまで、一部を除いて、砂川用水に沿って道があるので、流れを眺めながら歩くことができます。

多摩湖線を越えたところにある稲荷神社の境内から下流を眺めた写真です。今は水量が多いので、この先、国分寺街道まで、流れは達しています。

砂川用水は、町中を流れる水路ですが、注意深く観察すると色々な花を見つけることができます。下に紹介するものの他にも、ヒメオドリコソウやハルジオンなどがありました。
オオアマナ。

ムラサキカタバミ。江戸時代末期に入ってきた帰化植物で、要注意外来生物に指定されているようです。

オオキバナカタバミ。

シバザクラ。とても野生とは思えません。

トキワツユクサ。昭和初期入ってきた帰化植物で、これも要注意外来生物に指定されているようです。

キュウリグサ。

ホトケノザ。

カラスノエンドウ。

オオイヌノフグリ。
posted by m.ono at 21:30|
日々の砂川用水
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